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パナ、インドで電動三輪タクシーの実証実験

パナソニックはリキシャの電池残量などが分かる仕組みを提供する

パナソニックは15日、インドで電動の三輪タクシー「リキシャ」を活用した実証実験を始めると発表した。充電設備や運行管理向けのシステムを提供する。リキシャの電池残量が分かるようになり、最適な充電ができるようにする。走行の履歴データなどを集め、運行管理に生かす。世界的に環境規制が強まるなかで、幅広いモビリティーで電動化需要を取り込む。

バッテリーで走行する電動リキシャ向けに展開する。リキシャはインドでの庶民の足で、タクシーとして使われる乗り物だ。このリキシャを運行管理する現地企業、SmartE(スマートイー)と連携する。

これまで電動リキシャはインドであったものの、電池残量の確認ができなかった。パナソニックインドでエナジーシステム部門を担当する中山将司氏は「利用状況にかかわらず、昼間に充電を行っていて運行の効率が悪かった」と話す。

実証実験ではパナソニックの充電設備などを活用する。バッテリー残量を確認して、最適なタイミングで充電ができるようにする。

まずは15台の電動リキシャ、1カ所の充電ステーションで実証をスタートする。実証実験は約半年間を予定する。最終的には150台まで対象を広げる考えだ。充電場所も2~3カ所にする。

電動リキシャはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」技術も駆使し、運行管理会社は走行履歴や使用状況をつかめる。将来的に走行履歴を人工知能(AI)で分析すれば、旅客需要を予測した配車などに生かせるとみる。

インド政府は大気汚染などが進んでいるとして、リキシャやバイクの電動化を進めている。パナソニックによると、インドのリキシャの市場規模は約2000万台と自動車の5倍に上るという。パナソニックは巨大市場でいち早く先進的な取り組みを展開することで、顧客開拓で優位に立つ考えだ。(黒田弁慶)

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