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JDI、東入来CEO退任 前期1094億円の赤字

(更新)

経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)が15日発表した2019年3月期の連結決算は、最終的なもうけを示す最終損益が1094億円の赤字(前の期は2472億円の赤字)だった。最終赤字は5年連続。財務の健全性を示す自己資本比率は0.9%に低下した。病気療養中だった東入来信博会長兼最高経営責任者(CEO)が同日付で退任し、16日付で月崎義幸社長がCEOを兼務する人事も発表した。

ジャパンディスプレイCEOに就く月崎義幸社長

19年3月期の売上高は前の期比11%減の6366億円、本業のもうけを示す営業損益は309億円の赤字(前の期は617億円の赤字)だった。主力のスマートフォン(スマホ)向け液晶パネルの販売が低迷。車載やパソコン向けなどは増えたが補えなかった。スマホ向けパネルの苦戦を受け、工場などの減損損失751億円を計上し、1000億円を超える最終赤字になった。

5年連続の最終赤字になり、3月末の自己資本比率は0.9%(18年3月末は13.1%)と債務超過寸前まで低下した。経営状況が悪化していることをうけ、決算短信に「継続企業の前提に重要な疑義が生じている」と記載し、投資家に注意を促した。

JDIは同日、1000人規模の人員削減を実施すると発表した。役員報酬などの減額と合わせて、6月末までに詳細を改めて公表するとしている。

20年3月期通期の業績予想については非開示とした。足元はスマホ向けで厳しい状況が続くため、上期(19年4~9月期)の売上高は前年同期比で10%程度減るという。

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