予約アプリにはやりの開発手法 ANA成功のポイント
ANAの「リーン・スタートアップ」(上)
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約10年前にエリック・リース氏が提唱し、米国や日本で大きな注目を浴びた「リーン・スタートアップ」。名だたる大企業もその考え方を生かし、組織を生まれ変わらせ、事業開発や商品開発につなげている。
全日本空輸(ANA)もその1社。リーン・スタートアップを最初に適用したのは、スマートフォン向け座席予約アプリの開発だった。2016年8月に既存アプリの改修に着手し、約半年後の17年3月にリリース。従来の開発...