2019年6月26日(水)

ブラジル、19年成長率見通しを1.5%に下方修正へ

中南米
2019/5/15 8:58
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【サンパウロ=外山尚之】ブラジル政府は14日、2019年の国内総生産(GDP)成長率の見通しを年率1.5%と、従来予測(2.5%)から下方修正する方針を示した。世界経済に鈍化傾向が出る中、輸出や投資が伸び悩んでいる。経済再生を掲げて1月に発足したボルソナロ政権にとり、景気回復の遅れは逆風となりそうだ。

経済再生を掲げて就任したボルソナロ大統領にとり、景気回復の遅れは逆風となる

ゲジス経済相が議会で明らかにした。ブラジル政府は2.5%の成長率を前提に予算を組んでいたため、下方修正によって歳出削減を余儀なくされる。ゲジス氏は「経済は穴の底にある」と説明し、中長期的な回復のためには年金改革など構造改革が必要だと説明した。

資源バブルの崩壊に伴う不況から回復途上にあるブラジル経済だが、隣国アルゼンチンの通貨危機などが直撃。国内では景気刺激策として、中央銀行の利下げを予測する声も上がっている。

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