2019年6月19日(水)

世界最大級の仮想通貨イベント、NYで 相場回復で関心

ネット・IT
北米
2019/5/15 4:22
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【ニューヨーク=関根沙羅】世界最大規模の仮想通貨イベント「コンセンサス」がニューヨークで始まり、世界約80カ国から4500人以上の参加者がニューヨークに集った。下落基調が続いていたビットコイン価格も一時8300ドル台まで急反発しており、仮想通貨や基盤技術のブロックチェーン(分散型台帳)への関心の根強さを示した。

ニューヨーク市で世界最大規模の仮想通貨イベント「コンセンサス」が開催された

ニューヨーク市で世界最大規模の仮想通貨イベント「コンセンサス」が開催された

仮想通貨情報サイトのコインデスクが主催するコンセンサスの会期は13~15日で、今年で5回目の開催となる。世界中から開発者や投資家、規制当局関係者が集まり、ブロックチェーン事業や仮想通貨市場、規制の動きについて議論を深めている。

代表的な仮想通貨ビットコインは、2017年末に2万ドル台まで上昇し、最高値をつけた。その後、世界各国の金融当局による規制強化などで下落基調に転じ、18年末には3200ドル台まで下げていたが、4月に上昇基調に転じ、5月14日未明には一時8300ドル台と17年7月以来の高値まで上昇した。

米インターコンチネンタル取引所(ICE)が運営する「バックト(Bakkt)」が7月にもビットコインの先物取引のテストを開始する見込みと発表したことなどが好感された。米中貿易摩擦の影響で米株価が下落し、「代替資産」としてビットコインに改めて注目が集まったことも強材料になったとの見方もある。

イベントに参加した香港を拠点とする仮想通貨の取引会社GSRのリッチ・ローゼンブラム氏は、機関投資家の参入や仮想通貨を取引するためのプラットフォームなどへの投資が進み、市場は成熟しつつあると指摘。「短期的な買いが続くかは不透明だが、長期的な上昇基調は続く」とコメントした。

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