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日立の新型車両、英で15日発車

超高速鉄道受注に意欲

【ロンドン=佐竹実】英国ロンドンと北部スコットランドを結ぶロンドン北東鉄道(LNER)は14日、日立製作所による新型車両「AZUMA(あずま)」を公開した。15日から営業運転を始めるあずまは、最高速度約200キロで加速性能が高く、電化していない区間もディーゼルで走れるのが特徴だ。柔軟なダイヤ編成が可能になり、輸送効率が上がるという。

あずまは当面はロンドンと中部リーズまでの約300キロメートルを結び、将来は北部スコットランドまで運行する。英北東部ダーリントン近郊の日立の自社工場で組み立てており、揺れが少ない設計にしている。LNERのロビン・ギズビー会長は「あずまは性能が高く、航空機と競争できる。ビジネス、観光両方の需要は大きい」と話した。

日立は英国の他の路線にも車両を売り込むほか、次世代の高速鉄道「HS2」の大型受注も目指している。同社は2015年にイタリアの鉄道車両製造会社を買収し、19年3月期の鉄道事業の売上高は約6200億円に増えた。20年代に同事業の売上高を1兆円まで増やす目標を掲げる。

車体の一部を製造している笠戸事業所(山口県下松市)の川畑淳一事業所長は14日にあずまに試乗。「日本の鉄道技術は19世紀に英国から輸入された。恩返しの気持ちで車両を納めている」と述べた。日立は英国工場の拡張も視野に入れているが、欧州連合(EU)離脱がスムーズに進むことが条件となりそうだ。

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