太陽光パネル、大量窃盗か 栃木・那須町、1772枚
栃木県那須町の太陽光発電施設の建設現場で、太陽光パネル1772枚(約2226万円相当)が台座から取り外され、なくなっていたことが14日、分かった。那須塩原署が同日、所有する東京都内の会社から被害届の提出を受け、窃盗事件として捜査している。
県警によると、パネルは1枚が縦約1メートル、横約1.6メートル。施設は昨年3月にパネルの設置が終わった後も稼働には至っておらず、1年以上過ぎた今月8日になってパネルがなくなっているのに下請け業者が気づいた。
金属部品や銅を使ったケーブルなどが売却目的で盗まれるケースは各地で多く起きているが、県警は「太陽光パネル本体が盗まれるのは珍しいのでは」としており、目的などを調べている。
〔共同〕