経営難の印ジェット・エアCEO辞任 再建に不透明感

2019/5/14 22:27
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【ムンバイ=早川麗】経営難のインド航空大手ジェット・エアウェイズは14日、ビネイ・デュベイ最高経営責任者(CEO)とアミット・アガルワル最高財務責任者(CFO)が辞任したと発表した。同社を巡っては、債権団が入札でスポンサーを募ったばかりだ。経営トップの突然の辞任で、同社の再建は不透明感が高まった。

14日に辞任したジェット・エアウェイズのデュベイCEO=ロイター

デュベイ氏は14日付で、アガルワル氏は13日付で辞任した。両氏とも「個人的な理由」としており、詳細は明らかになっていない。再建策を巡り債権団と何らかの対立があった可能性がある。

ジェット社は資金不足で4月17日の便を最後に運航を停止するなど経営の危機にある。このため債権団は同社を救済するスポンサーを募る入札を実施した。10日にアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空など複数社が応札していた。

インド紙によると、ジェット社の既存株主であるエティハド航空は応札で、最大170億ルピー(約260億円)までしか投資できないと条件を付けていた。2018年3月末で840億ルピーの債務を抱えるジェット社の再建には不十分で、債権団はエティハド以外のスポンサーも探す必要があるとみられる。

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