2019年6月19日(水)

長野県伊那市、移動診察車の実証実験

北関東・信越
2019/5/14 20:00
保存
共有
印刷
その他

長野県伊那市は14日、医療検査機器を搭載した移動診察車の実証実験を始めると発表した。トヨタ自動車ソフトバンクの共同出資会社、モネ・テクノロジーズと協力し、次世代移動サービス「MaaS(マース)」の事業化を目指す。医師不足の地域や移動が不自由な高齢者を対象した診療体制の確立などにつなげていく。

協定を締結した白鳥市長(右から3人目)ら

実証実験はトヨタが設けたトヨタ・モビリティ基金から3000万円の出資を受け、2019~20年度にPFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業として進める。伊那中央病院(伊那市)や同市内の開業医と協力し、移動診療に適した患者を選定する。

移動診察車はトヨタの商用車「ハイエース」に医療検査機器を搭載。看護師が車内で患者の血圧や脈拍などを測定し、テレビ会議システムを通じて医師が遠隔で必要な処置を講じる。

実験は19年度中に始め、21年度の実用化を目指す。遠隔地からの服薬指導や医薬品配送も20年度以降に取り組む。

14日にモネ・テクノロジーズと協定を締結した伊那市の白鳥孝市長は「上伊那地域は医師不足のため、地域課題の解決に向けてモデルを確立したい」と話した。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報