H2O、ココカラファインと新会社 日用品販売で提携

2019/5/14 19:32
保存
共有
印刷
その他

エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)は14日、ドラッグストア大手のココカラファインと共同出資会社を設立すると発表した。H2O傘下のスーパー、イズミヤから洗剤など日用品の販売事業を分離して発足させる新会社にココカラファインが出資する。全国に約1300店を展開するココカラファインの商品調達力のノウハウを生かし、不振の日用品販売を立て直す。

新会社は2020年4月をめどに設立し、ココカラファインが51%、H2Oが49%を出資する。出資額は今後詰める。イズミヤが展開する総合スーパー(GMS)の日用品売コーナー向けの仕入れや販売を新会社が管理する方針だ。

今回の提携はイズミヤ再編の一環。同社は食品スーパー業態が堅調な一方で、GMS業態は集客力の低下で苦戦している。日用品の販売ではスーパーやドラッグストア、ホームセンターの垣根が曖昧になり、競争が一段と激しくなっている。

イズミヤのGMSが約30店舗にとどまるのに対し、ココカラファインは1300店舗を超える。ココカラファインの購買力を生かし、商品調達コストを削減する狙いだ。

堅調な食品販売事業も分離独立させ、同じくH2O傘下のスーパー、阪急オアシスとの連携を加速させる。商品管理手法やレジなどの設備を共通化し、管理コストを抑える考えだ。

H2Oが同日発表した19年3月期の連結決算は店舗閉鎖に伴う特別損失がかさみ、純利益が前の期比85%減の21億円だった。売上高は1%増の9268億円だった。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]