猫だらけ、専門書5千冊 福岡「吾輩堂」愛好家注目

2019/5/14 9:54
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猫をテーマにした文学や美術書約5千冊を扱う福岡市の専門書店「書肆吾輩(しょしわがはい)堂」が、猫好きの関心を集めている。もともとインターネット上だけで販売していたが、昨年12月に実店舗を構えたところ、月300人以上が訪れるようになった。

猫をテーマにした書籍がずらりと並ぶ「書肆吾輩堂」の店内(福岡市)=共同

店があるのは福岡市中央区六本松の住宅街。出迎えるのは、浮世絵師歌川国芳作の口上を述べる猫が描かれたのれんだ。こぢんまりとした12畳の店内は1階が古書を中心に扱い、小説や写真集のほか外国の絵本も。2階には猫の博多人形やハンカチ、陶器などの雑貨が並ぶ。

店長の大久保京さん(53)は子供のころからの猫好き。25年前に初めて飼った際に「猫の本だけを取り扱う書店がないことに気付いた」。美術館の学芸員を退職し、オンラインショップを開店。客から「本を手に取って見たい」との要望が相次いだため、下宿だった空き家を改装して店をオープンした。

店内にはクラフトビールやワインを常備し、お酒を味わいながら「猫本」を読みふけることができる。本の買い取りも受け付けている。

「猫のように路地をふらふら歩いて店を見つけてほしい」と大久保さん。アレルギーのある客に配慮し、猫本がずらりと並ぶ店内に、実際の猫だけはいない。〔共同〕

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