2019年6月24日(月)

米国務長官、モスクワ訪問を中止 イラン対応を優先

トランプ政権
中東・アフリカ
北米
2019/5/13 21:56
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【ワシントン=中村亮】米国務省は13日、ポンペオ国務長官が同日に予定していたモスクワ訪問を取りやめたと発表した。代わりにブリュッセルを訪れて欧州諸国の外相と会談し、核合意履行の一部停止を発表したイランへの対応を協議する。14日にはロシア南部ソチを予定どおりに訪問してロシアのプーチン大統領やラブロフ外相との会談に臨む。

ポンペオ米国務長官は先週もメルケル独首相との会談を直前でキャンセルした(9日、ワシントン)=AP

国務省は声明で「欧州諸国とイランの脅迫的な言動に関して協議する」と説明した。米国はイラン核合意の破棄を表明したが、欧州は維持を主張している。欧州はイランが核合意の一部履行の停止に追い込まれたのは米国による破棄や経済制裁が理由とみており、核合意をめぐる米欧の溝は大きい。

ポンペオ氏はイラン対応を理由に外遊を直前で変更するケースが相次いでいる。先週にはドイツのメルケル首相との会談を当日にキャンセルし、イラクのバグダッドを電撃訪問した。イラン情勢を協議する米政府内の会議に出席するためデンマーク領グリーンランドの訪問も取りやめていた。

ポンペオ氏は13日にモスクワを訪れて、米大使館や米企業の関係者と懇談する予定だった。

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