山形銀、20年3月期は25%減益 初の減配に

2019/5/13 20:10
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山形銀行は13日、2019年3月期決算を発表した。経費削減で本業のもうけを示す実質業務純益(単体)は58億円とその前の期に比べて11%増えた。ただ、不良債権処理などが響き連結純利益は19%減少の40億円となった。20年3月期はマイナス金利の影響で純利益は25%減の30億円を見込む。年間配当は30円と前期から5円減らし、初の減配とする。

2019年3月期決算を発表する山形銀行の長谷川吉茂頭取(13日、山形市)

前期の貸出金と預金は不採算の大企業向け取引の縮小でいずれも減少した。住宅ローンの金利引き上げのほか、自然減の不補充など経費削減効果で実質業務純益は増益となった。ただ、東京の大企業向け取引などで不良債権処理費用が響いた。

今期は満期を迎える有価証券の運用難などで収益環境がさらに悪化する。記者会見した長谷川吉茂頭取は「経費削減にも限度があり、マイナス金利の見直しがない限り収益確保は難しい。やむなく減配に踏み切る」と述べた。

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