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スズケン、19年3月期経常益25%増 早期退職で販管費圧縮

医薬品卸大手のスズケンが13日発表した2019年3月期の連結決算は、経常利益が前の期比25%増の361億円だった。国主導で医薬品流通の適正化が進み、卸売事業の採算改善につながった。医薬品メーカーの物流などを受託する事業も好調だった。早期退職者の募集などで販管費を前の期から57億円圧縮したことも奏功した。

厚生労働省は18年1月、医薬品の流通改善に向けた指針を発表し、医薬品の取引価格の透明性を高めるよう医療機関やメーカー、卸売業者などに指導した。「指針に沿って価格交渉を進めた結果、卸売りの採算が上向いた」(宮田浩美社長)という。早期退職者の募集で32億円の利益押し上げ効果があった。

売上高は0.4%増の2兆1323億円だった。高単価の医薬品の販売が伸びた。純利益は有価証券の売却益が増えたこともあり、60%増の302億円だった。

20年3月期の経常利益は前期比9%減の329億円と、一転して減益の見通し。消費増税に絡むシステム関連費用が膨らむほか、医薬品の物流拡大に伴う関連費用の増加が重荷になる。売上高は横ばいの2兆1330億円、純利益は28%減の216億円を見込む。

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