2019年6月18日(火)

ポラテクノ、薄型で耐熱性優れた偏光板開発

北関東・信越
2019/5/13 20:00
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電子部材メーカーのポラテクノは耐熱性に優れた薄型の偏光板を開発した。偏光板は光を一定の方向に整えたり画面を見やすくしたりする素材で、液晶ディスプレーや有機ELディスプレーの性能を高めるのに役立つ。6月からサンプルを出荷し、2020年9月の量産化を目指す。

従来の偏光板は染色したポリビニルアルコール(PVA)フィルムをセルロースから作るトリアセチルセルロース(TAC)フィルムなどで挟んだものに接着剤を塗布し、液晶パネルに貼り付ける。新たに開発した偏光板は、これを染色したPVAフィルムと接着層だけにする。

厚さは15マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルで、同社標準品(165マイクロメートル)の10分の1未満。セ氏150度の高温に30分間耐えられ、液晶ディスプレーなどの内部に配置できる。

屋外など明るい場所でも画面が見やすくなり、色の再現性に優れた液晶ディスプレーの開発につなげられる。有機ELディスプレーの薄型化や折り曲げられるフレキシブル化に役立てられる。

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