2019年7月20日(土)

トヨタ九州、中国輸出好調で売上高最高

自動車・機械
九州・沖縄
2019/5/13 18:29
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トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は13日、2019年3月期の売上高が前の期比22.3%増の約1兆2880億円となったと発表した。2期連続の増収で、リーマン・ショック前の07年を上回り、過去最高を更新した。米中貿易摩擦で景気の先行きは不透明感が強まっているが、中国などアジア向け輸出が伸びた。今後もフル生産が続きそうだ。

同社は高級ブランド「レクサス」を生産している。完成車の生産台数は約43万1700台で、07年に次いで過去2番目となった。「RX」や「NX」といった多目的スポーツ車(SUV)の台数が増えたほか、セダンタイプの「ES」などの新車効果も全体の数字を押し上げた。

小倉工場(北九州市)のハイブリッド車部品は前の期比12.7%増の35万3300基、苅田工場(同県苅田町)が22.4%増の約50万6800基となり、いずれも最高だった。

輸出先は中国を中心とするアジアが42.3%を占めた。米中貿易摩擦の影響で北米から中国への輸出が抑えられたが、九州から輸出するレクサスは好調だった。

今後も中国政府の減税など消費喚起策も追い風になる。日本から米国に輸出する自動車への追加関税が懸念されるが、堅調な生産は続きそう。

同社の完成車の生産能力は年43万台に近い水準が続くとみられる。18年度に小倉工場でハイブリッド車部品の生産を増強しており、完成車の生産増強が今後の課題となる。

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