温暖化ガス算出厳格に IPCC新指針、適用巡り火種も
[有料会員限定]
科学者らが温暖化問題を話し合う国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は13日、各国の温暖化ガスの排出量を正確に見積もる新指針を公表した。京都市で12日まで開いた総会で採択した。2020年以降の温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の実効性を高める狙いだが、指針の厳格な適用を巡っては先進国と途上国などの間で対立の火種が残る。
年末に開催予定の第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り613文字