富士通とドーム スポーツビジネスにICT導入

2019/5/13 12:56
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富士通は米スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本総代理店、ドーム(東京・江東)と共同で、スポーツ事業者や施設向けに情報通信技術(ICT)を使ったシステムの実証を7月に始める。まずサッカースタジアムに専用アプリを試験的に導入。観戦者がスマートフォン(スマホ)上で飲食物の注文ができるようにする。2020年度の本格運用を目指す。

実証はドーム子会社が運営するサッカーチーム「いわきFC」のスタジアムで進める。スマホに専用アプリをダウンロードすれば、店に並ばずにオンラインでチケットや飲食物を購入できる。試合の休憩時間の売店の混雑緩和につなげていく。

実証は7月から始め、数年以内に本格導入することを目指す。アプリのユーザー情報を分析し、趣向にあった地域の飲食店の割引クーポンなどの配信も順次進める。

実証に使うアプリは富士通が開発した。アプリのユーザー情報を通してファンの属性ごとのニーズを明確にし、スポーツチームのマーケティングに役立てていく。将来は全国のスポーツチームが蓄積した来場履歴や購入履歴、行動履歴を分析し、新規ファン獲得につながるシステムを提供していきたい考え。

国内のスポーツ市場は19年9月に日本で初開催するラグビー・ワールドカップ(W杯)や20年の東京五輪を契機に大きな成長が見込まれている。新規ファン獲得のために所属選手の育成強化に力を入れるチームも多い。富士通もスポーツ選手の育成強化につながるシステムの開発も進めていく予定。これまでにはゴルフや野球選手向けにフォームを可視化する技術を開発・提供するなどしてきた。

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