2019年7月22日(月)

安保理決議の履行確認 菅氏、米副大統領と会談
弾道ミサイル「極めて遺憾」

トランプ政権
日米首脳会談
政治
北米
2019/5/11 1:32 (2019/5/11 13:33更新)
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【ニューヨーク=重田俊介】訪米中の菅義偉官房長官は10日午前(日本時間11日未明)、ホワイトハウスで約40分間、ペンス米副大統領と会談した。北朝鮮による弾道ミサイル発射について極めて遺憾だとの認識で一致した。両氏はあらゆる射程の弾道ミサイルの完全放棄を定めた国連安全保障理事会決議の完全な履行を北朝鮮に促すことを確認した。

ペンス米副大統領と会談する菅官房長官(右から3人目)=10日、ワシントン(在米国日本大使館撮影)

会談では北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決に向けた協力を要請した。ペンス氏は日本の立場を支持した。菅氏は条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長と直接向き合うとする安倍晋三首相の方針を伝えた。会談後、記者団に北朝鮮の弾道ミサイルの発射の影響を聞かれ「拉致被害者の家族も高齢化している。方針は変わりない」と語った。

日米間の貿易交渉に関しては早期の成果に向けて議論を加速する方針を確認した。中国の海洋進出を念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた国際情勢に関しても意見交換した。菅氏は米中の貿易協議を巡り、建設的な対話を期待するとの考えを伝えた。

日米同盟の抑止力を維持しつつ、沖縄県を含む地元の基地負担軽減を着実に推進すべきだとの認識を共有した。4月の首相の訪米に続いて今月下旬のトランプ大統領の国賓訪日を成功させる考えを申し合わせた。

菅氏はニューヨークの国連本部で開いた拉致問題に関するシンポジウムで講演した。「拉致問題は正念場を迎えている」と強調。「首相は条件を付けずに金委員長と直接向き合う決意だ」と説明した。

早期の解決に向けて「北朝鮮が正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描くことができる」と指摘した。「北朝鮮が有する潜在性を解き放つため、助力を惜しまない」とも述べた。

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