2019年5月26日(日)

被ばく患者への対応研修 量研機構、原発事故を想定

社会
2019/5/10 19:37
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量子科学技術研究開発機構は10日、原子力発電所で事故が起き被ばくした患者が出たと想定し、医師や看護師らが被ばく線量の測定や除染など治療に向けて必要な措置を学ぶ研修を千葉市の同機構内で公開した。研修は、同機構が4月に被ばく医療の司令塔となる「基幹施設」に指定されてから初めて。

 原発で事故が起き、被ばくした患者が出たと想定して行われた研修(10日午前、千葉市の量子科学技術研究開発機構)=共同

原発の管理区域内で作業員が負傷、放射性物質で汚染された状態で、救急車で搬送されてきたと想定。受講者は事前に防護服を着用し、負傷者に見立てたマネキンに向け「体を見ていきますね」と声を掛けながら、線量計を使って被ばく線量を測定した。

指導役の機構職員が「(患者に)タオルをかけたままでいいですか」と指摘する場面もあった。その後、負傷した足を水で洗い流して除染した。事故の際に患者が搬送される「高度被ばく医療支援センター」に指定された弘前大(青森県)、福島県立医大、広島大、長崎大の医師や看護師ら26人が参加した。〔共同〕

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