2019年5月27日(月)

双方ブレーキかけずと断定 大津の園児死傷事故

社会
2019/5/10 11:06
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大津市の交差点で車2台が衝突し、弾みで1台が保育園児の列に突っ込んで園児2人が死亡した事故で、現場に黒いタイヤ痕が残されており、鑑識の結果、直進してきた軽乗用車と右折しようとした乗用車が衝突した際に軽乗用車のタイヤがパンクしてできたものと判明したことが10日、滋賀県警大津署への取材で分かった。

ほかに目立ったタイヤ痕は見当たらず、署は双方が衝突までブレーキをかけていなかったと断定。乗用車の無職、新立文子容疑者(52)=自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で逮捕=は「ガシャンという衝突音で初めて相手の車に気付いた」と供述しており、前方不注意の可能性が高いとみている。署は10日、同法違反(過失致死傷)容疑に切り替え、新立容疑者を送検した。

署は、園児の列に突っ込んだ軽乗用車の女性(62)=逮捕後、釈放=を任意で取り調べ、同法違反(過失致死傷)の疑いで書類送検する方針。

署によると、女性は「右折車が止まってくれなかった。とっさにハンドルを左に切ったが衝突した」と説明。車に搭載されたドライブレコーダーから原因の特定を急ぐ。

事故は8日午前、大津市大萱6の交差点で起きた。近くのレイモンド淡海保育園の伊藤雅宮ちゃん(2)と原田優衣ちゃん(2)が死亡し、男児(2)が意識不明の重体となった。園児と保育士13人も重軽傷を負った。〔共同〕

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