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印IT19年3月期、3社が8~10%増収 回復の兆し

【ムンバイ=早川麗】インドIT(情報技術)サービス大手4社の2019年3月期連結決算が9日出そろった。3社が8~10%増収だった。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や人工知能(AI)など先端分野の需要を取り込み、売り上げ面ではかつての高成長に軌道を戻しつつある。ただ利益面では2位インフォシスが減益となるなど明暗が分かれた。

9日に決算を発表した3位HCLテクノロジーズの売上高は10%増の86億ドル(約9500億円)、純利益は6%増の14億ドルだった。IoTやデータ分析、クラウドサービス、情報セキュリティーなどの先端分野の売上高が29%増え、全体を引っ張った。3月にデジタル技術に強みを持つ米社を買収するなど積極的なM&A(合併・買収)も続けている。

AIなど先端分野が伸びているのは他社も同じだ。最大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)は、同社が「デジタル事業」と呼ぶ先端分野の売上高が19年3月期に51%増えた。インフォシスはデジタル事業の通年の伸び率を公開していないが、売上高全体に占める同事業の比率は31%に達した。

4位のウィプロも先端分野に力を入れているものの、3%増収にとどまった。ただ同社はITサービス部門の利益率が高まっており、純利益も14%増と4社で最も高かった。売上高よりも利益を追求し、採算重視の受注活動を展開したとみられる。

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