2019年6月18日(火)

ボッシュ、20年にCO2排出実質ゼロに 30年までに2400億円投資

自動車・機械
ヨーロッパ
2019/5/9 23:34
保存
共有
印刷
その他

【シュツットガルト=深尾幸生】自動車部品世界最大手の独ボッシュは9日、2020年に事業活動からの二酸化炭素(CO2)排出を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すと発表した。CO2の排出枠を購入するほか、太陽光などによる自家発電を増やす。30年までに再生可能エネルギーの購入や省エネに合計20億ユーロ(約2460億円)を投資する。

2020年のカーボンニュートラルを達成を発表するボッシュのデナー社長(9日、シュツットガルト)

ボッシュによると20年にカーボンニュートラルを達成すれば大手の製造業で初めてだという。ボッシュは18年に78億キロワット時の電力を消費し、330万トンのCO2を排出した。

20年までの短期では、排出枠や、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの発電事業者と契約を結び再エネを使ったとみなされる「グリーン電力」を購入する。

30年に向けては、事業所に設置する太陽光発電などの容量を10倍に増やすなど、実際の再生可能エネルギーの調達を増やす。30年に電力の40%を再エネでまかなう計画だ。グリーン電力の調達や再エネ比率の引き上げに10億ユーロを使う。

省エネルギー投資にも10億ユーロを投資し、消費電力を2割削減する。削減量は人口100万人の都市の家庭の年間消費量に相当するという。20億ユーロの投資のうち10億ドルは電気代が減ることで回収できるとしている。

独フォルクスワーゲン(VW)など自動車メーカーがカーボンニュートラルを目指し始めており、部品メーカーにもいずれ対応を求めるのを想定した面もありそうだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報