2019年9月15日(日)

ニコンの20年3月期、純利益37%減

2019/5/9 20:30
保存
共有
印刷
その他

ニコンは9日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比37%減の420億円になる見通しだと発表した。デジタルカメラ市場の縮小を背景に一眼レフカメラの販売が落ち込む。前期に半導体露光装置を巡る特許訴訟の和解金として150億円の一時利益があった反動も出る。

売上高は5%減の6700億円、営業利益は37%減の520億円を見込む。スマートフォン(スマホ)の高機能化に伴ってデジカメ市場は毎年2割のペースで縮小している。ニコンは一眼レフカメラで初級機を中心に販売減が続き、映像事業は12%の減収を見込む。

液晶や有機EL製造に必要なフラットパネルディスプレー(FPD)露光装置は小型機の販売が落ちる。同日の記者会見で岡昌志副社長は「厳しい闘いを強いられる1年になる」と話した。

同日発表した19年3月期の連結決算は、売上高が1%減の7086億円、純利益が前の期比91%増の665億円だった。映像事業はデジカメの販売減で18%の減収だった。半導体露光装置などの精機事業やヘルスケア事業は増収を確保した。

ニコンは同日、22年3月期までの中期経営計画を発表した。22年3月期の連結営業利益を700億円以上(19年3月期は826億円)とする目標を掲げた。映像事業では付加価値の高い高級一眼レフやミラーレスカメラに注力。露光装置も収益性を重視した開発、販売を進める。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。