2019年8月21日(水)

東海カ、純利益33%減に下方修正 19年12月期 黒鉛電極の販売低迷

2019/5/9 22:00
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東海カーボンは9日、2019年12月期の連結純利益が前期比33%減の493億円になりそうだと発表した。従来予想を168億円引き下げ、減益幅が拡大する。電気炉製鋼に使う主力の黒鉛電極の販売が想定していたほど伸びない。値上げは浸透するが、競争激化で販売量が減る。

売上高は24%増の2879億円、営業利益は3%増の754億円と、それぞれ348億円、233億円引き下げた。電極の価格は前期比で2割ほど高い水準で、利幅の拡大を見込んでいたが数量が減る。タイヤ部材のカーボンブラックは北米の自動車生産が堅調なため引き合いが強い状況が続いている。

黒鉛電極は大手の生産者が世界でも3社ほどにとどまる。環境負荷の低い電気炉の増加に伴い需給が逼迫している。長坂一社長は「需給逼迫は4~5年は続く」としてきたが、従来予想の公表からわずか3カ月での下方修正で「需給環境を注視する必要がある」(国内証券)との声も出た。

同日発表した19年1~3月期決算は純利益が前年同期比45%増の132億円、売上高が65%増の688億円だった。

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