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両備HD、ベトナムの運輸業に資本参加

両備ホールディングス(HD、岡山市)は9日、ベトナムの物流企業ASL社(ホーチミン市)に資本参加したと発表した。両備HDは同国とミャンマーで国際物流事業を手掛けており、食品や医薬品の冷蔵・冷凍輸送を中心に現地での運送能力の増強につなげる考えだ。ICT(情報通信技術)を活用した運行管理ノウハウを、ASL社に伝授する狙いもある。

両社は2月14日に出資契約に調印し、両備HDは3月28日付でASL社の発行済み株式の35.1%を取得した。出資額は非公表だが、筆頭株主ではないという。ASL社はベトナムに6拠点を設置。国内・国際貨物の輸送に加えて、荷主に代わり運送業者を手配するフォワーダー業務や通関業務なども手掛けている。2018年12月期の売上高は約9億6千万円。

両備HDは14年にベトナムで国際物流事業に参入。16年にコールドチェーン(低温輸送網)に対応した大型倉庫を稼働させ、現地の日系企業による利用を中心に直近はフル稼働に近い状態が続いているという。18年6月にはミャンマーでも同国最大規模の物流倉庫を設けており、輸送力の強化が課題となっていた。

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