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住友鉱、純利益26%減 19年3月期 製錬所トラブルで減産

住友金属鉱山が9日発表した2019年3月期の連結決算(国際会計基準)は純利益が前の期比26%減の667億円だった。フィリピンのニッケル製錬所がトラブルで生産量を落とした影響が大きく、非鉄市況の悪化や鉱山の操業コストの増加も利益を圧迫した。

売上高は2%減の9122億円だった。低品位鉱石を処理できるフィリピンの製錬所はトラブルが続き、操業が安定していない。電気ニッケルの生産量が減少し、ニッケルペーストなどコンデンサー向け電子部材の販売が減った。税引き前利益は17%減の893億だった。鉱床が深くなった海外鉱山の操業コストが膨らんだ。

20年3月期の純利益は前期比4%減の640億円、売上高が5%減の8680億円を見込む。銅やコバルトは市況が悪化しており、在庫評価損を見込む。森本雅裕常務執行役員は「米中摩擦の影響で銅など非鉄市況は想定よりも下がる可能性もある」と警戒感を示した。配当性向の目安を30%から35%に引き上げ、年間配当は9円増の82円とする計画。

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