2019年6月19日(水)

アバターでかなえる複数人格願望
ミラティブ・赤川隼一社長 後編(日経STARTUP X)

スタートアップ
2019/5/17 6:30
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人は自然と複数の人格を使い分けているのでは――。ミラティブ(東京・渋谷)の赤川隼一社長はこう指摘する。そこで期待できるのがアバターを巡る経済圏のさらなる成長だ。ミラティブは自社のゲーム実況アプリ「Mirrativ」の上で動くアバターを活用した、アイテム課金などによる収益拡大の可能性を模索している。赤川社長は動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」で、普段は「リアルな自分自身にとらわれている人々の魂をアバターで解放してあげるのが我々のテーマ」と語った。

ミラティブのゲーム実況アプリでは利用者が自分のアバター「エモモ」を作成できる。このエモモ向けにそろえた衣装などの有料アイテムは購入額が順調に伸びている。課金アイテムといえば従来は自分が強くなるための武器などが一般的だったが、米国の人気ゲームでは衣装などの着替えだけで月間数百億円の売り上げがあるという。これはリアルの買い物とほぼ同じ感覚だと赤川社長は指摘する。

赤川隼一(あかがわ じゅんいち)1983年生まれ。2006年慶応大卒、DeNA入社。広告営業やMobageコンテンツ開発などを担当し、新サービスYahoo!MobageやDeNAの韓国支社立ち上げに参画。12年から執行役員として海外事業などを担当。15年に新規事業としてゲーム実況サービスを始め、18年に独立しエモモ(現ミラティブ)を創業。

赤川隼一(あかがわ じゅんいち)1983年生まれ。2006年慶応大卒、DeNA入社。広告営業やMobageコンテンツ開発などを担当し、新サービスYahoo!MobageやDeNAの韓国支社立ち上げに参画。12年から執行役員として海外事業などを担当。15年に新規事業としてゲーム実況サービスを始め、18年に独立しエモモ(現ミラティブ)を創業。

こうしたアバター経済拡大の背景には、人々が無意識のうちに複数のキャラクターを使い分けている状況があるようだ。赤川社長はそれを「複数人格時代の到来」と表現する。ツイッターの複数アカウントをいち早く使いこなすようになった日本人にとっては、まさに「得意な領域」であるとの見方を示した。

(2019年4月3日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています

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