2019年6月27日(木)

米ウォルマート、21歳未満へたばこ販売禁止

小売り・外食
北米
2019/5/9 2:41
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【ニューヨーク=高橋そら】米小売り最大手のウォルマートは8日、21歳未満へのたばこの販売を禁止すると発表した。米国の一部州では18歳から合法的にたばこを購入できるが、最近は高校生の喫煙が問題となっており批判の高まりを受けて規則を強化する。4月には複数の米大手ドラッグストアチェーンが先行して未成年者への販売禁止を表明しており、ウォルマートも追従した格好だ。

米ドラッグストア大手CVSはすでに全店舗でたばこの販売を禁止している(2014年2月、販売していた頃の写真)=ロイター

「我々は未成年へのたばこ販売をなくすため真剣に責任を果たす」。ウォルマートの担当役員は同日、米食品医薬品局(FDA)に宛てた書簡の中でこう表明した。19年7月1日から米全土でたばこ製品の最低購入年齢を21歳に引き上げる。一般に葉巻たばこよりも健康被害が少ないと認識され若者に人気の電子たばこも対象に含む。果物やお菓子の香料入りニコチン製品も同様に販売を中止する計画だという。

FDAは「未成年に電子たばこ使用がまん延している」などとして、小売業者などに対して販売を中止するよう求めていた。今回のウォルマートの措置に先駆け、米ドラッグストア大手のウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスと同業のライトエイドは4月に未成年へのたばこ販売を中止すると発表していた。

米国では州や地方自治体の単位でたばこを購入できる最低年齢が異なる。州単位でみると一部を除き18歳と定めているところが多い。米全土に5千店を持つ最大小売りのウォルマートが最低購入年齢を21歳に引き上げたことで、今後、州や自治体レベルでも法規制を強化する動きが加速しそうだ。

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