上越新幹線、速度向上へ防音工事 東京―新潟間8分短縮

2019/5/8 20:30
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JR東日本は8日、上越新幹線の最高速度を引き上げるための工事を5月中旬から大宮―新潟間で始めると発表した。同区間の最高時速は現在240キロメートルだが、防音などの工事が完了すれば同275キロメートルに上がる。工事に着手済みの上野―大宮間も加えると、東京―新潟間の所要時間は最大8分程度短縮でき、最速1時間29分になる見通しだ。

2019年3月から上越新幹線に導入した新車両「E7系」

最高速度を引き上げる車両は、今年の3月から上越新幹線に投入した「E7系」。上越新幹線は現在「E2系」と2階建ての「E4系」も使用しているが、E7系は最新車両で最高速度も速い。JR東は2022年度末までに、全列車をE7系に統一する方針も明らかにした。

速度引き上げのための工事費は約50億円で、工事期間はおおむね4年かかるという。走行時の騒音を軽減する防音壁の高さを上げるほか、音を吸収するための専用の板を設置する。大宮―新潟間は最速1時間7分になる。速度向上を始める時期やダイヤは決まり次第発表する。

JR東の深沢祐二社長は東京都内で同日開いた定例会見で「新幹線にとってスピード向上は、競争力や目的地までの時間短縮という点で大きな意味がある」と強調。E7系を投入したタイミングで、速度向上の工事に取りかかることを決めたという。

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