2019年8月19日(月)

ソフトバンクがヤフー子会社化 スマホ決済で連携強化

2019/5/8 18:16
保存
共有
印刷
その他

ソフトバンクは8日、ヤフーを連結子会社にすると発表した。4565億円を投じ、出資比率を現在の12.08%から44.64%に引き上げる。子会社化によりスマートフォン(スマホ)決済など両社が共同で手掛けるサービスの開発を加速させ、相乗効果を引き出す。

ヤフーを連結子会社化すると発表し、握手するソフトバンクの宮内謙社長(左)とヤフーの川辺健太郎社長(8日、東京都港区)

ヤフーを連結子会社化すると発表し、握手するソフトバンクの宮内謙社長(左)とヤフーの川辺健太郎社長(8日、東京都港区)

ソフトバンクは6月下旬にヤフーの実施する第三者割当増資を引き受ける。株式の取得と合わせて、ヤフーに役員を派遣し、連結子会社とする計画だ。

ヤフーは同時にソフトバンクグループ(SBG)傘下の中間持ち株会社から最大で5264億円の自社株買いを実施する。第三者割当増資を上回る規模の自社株買いとする計画で、ソフトバンクへの第三者割当増資で普通株式15億1100万株を発行する一方で、最大で18億3400万株の自社株を取得する。

取得した自社株の大部分は消却する予定だという。ソフトバンクの子会社化後もヤフーは上場を維持する。

8日に開いた決算発表会見でソフトバンクの宮内謙社長は「これまで兄弟会社として協業してきたが、兄弟と親子では違う。ヤフーを伸ばした利益が直接当社に上がってくるようにした方が、シナジーをより発揮できる」と話した。ヤフーを子会社化することで、共同展開する非通信サービスの事業を伸ばす狙いがある。

その中核に位置するのが、両社が共同で出資するスマホ決済のペイペイ(東京・千代田)だ。ペイペイは同日、SBGから5月以降に460億円の出資を受け入れると発表した。出資によりSBGはペイペイの株式50%を所有する。ヤフーとソフトバンクの出資比率は各50%から25%となる。

ペイペイは増資で得た資金をもとにして、決済データの収集を加速させる。ヤフーの川辺健太郎社長は「ソフトバンクと一体となって事業を行うことでユーザーに巨大な便利、巨大なシナジーを提供できる」と話した。(今井拓也)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。