2019年7月17日(水)

中国有力EVバイトン、第一汽車が追加出資

自動車・機械
中国・台湾
アジアBiz
2019/5/8 16:46
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【広州=川上尚志】中国の有力な新興電気自動車(EV)メーカーであるバイトンは、近く大手自動車メーカーの第一汽車集団などから1億ドル(約110億円)を調達する。複数の中国メディアが8日までに報じた。資金拡充によりEVの開発や生産の体制整備を急ぐ。バイトンには過去にも第一汽車が出資しており、第一汽車の影響力が強まりそうだ。

中国の新興電気自動車(EV)メーカーのバイトンは、2020年初めにも自社初のEVの出荷を始める(19年1月、米ラスベガスでの展示)=ロイター

中国メディアによると調達先は第一汽車が中心になるとされる。バイトンは総額で5億ドルの調達を計画しており、残りの4億ドルも今後出資を募る。バイトンにはこれまで、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)や第一汽車などが出資していた。

バイトンは独BMWの元幹部らが2016年設立。すでにEVのコンセプトカーを発表している。本社がある南京市の工場で19年末から量産を始め、20年初めの出荷開始を目指している。

中国の新エネルギー車の販売台数は18年に125万台と世界最大だ。中国政府の多額の補助金により新興メーカーが乱立したが、17年から補助金が段階的に減り20年に打ち切られる方針。新興メーカーの淘汰が進むとみられており、老舗大手メーカーとの連携が広がる可能性がある。

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