2019年6月26日(水)

エコナビスタ IoT利用、非拘束・非接触で睡眠データ

IoT
科学&新技術
BP速報
2019/5/8 15:45
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大阪市立大学医学部発スタートアップのエコナビスタ(東京・千代田)は、初富保健病院(千葉県鎌ケ谷市)などであらゆるモノがネットにつながるIoTの睡眠センサー「SafetySleepSensor」を利用した環境を居室に作る「SSR(SafetySleepRoom)」の実証を開始する。

IoT睡眠センサー(右上)や取得データ(下)のイメージ(出所:エコナビスタ)

IoT睡眠センサー(右上)や取得データ(下)のイメージ(出所:エコナビスタ)

従来の医療用睡眠計測機器は、拘束することで品質の高い睡眠データを取得していた。IoT睡眠センサーを利用したSSRでは、高精度のセンシング技術を活用することで、非拘束・非接触でも医療用睡眠計測機器に近い高品質の睡眠データを常時取得できる。簡易型の終夜睡眠ポリグラフ(PSG)相当のデータ品質で、心拍数や呼吸数、睡眠中の体の動きも高い精度で取得するという。

SSRの概要イメージ(出所:エコナビスタ)

SSRの概要イメージ(出所:エコナビスタ)

利用するIoT睡眠センサーは、「眠っている」「深く眠っている」「眠りが浅くなっている」という状態遷移で睡眠の質を評価できるほか、呼吸が少ない(低呼吸)や無呼吸の状態も把握できる。

無呼吸と低呼吸のくり返しで低酸素状態になると、睡眠の質が下がるだけでなく心臓に負荷もかかるため、高血圧や糖尿病、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を起こしやすくなると言われる。対象者の睡眠だけでなく、日中や就寝前、起床後の活動の見直しをサポートし、高齢者の生活の質(QOL)の向上や生活習慣病の予防などを目指す。

(ライター 近藤寿成)

[日経 xTECH 2019年5月7日掲載]

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