2月に白血病を公表した競泳女子の池江璃花子選手(18)が8日、公式ホームページ(HP)を開設し「現在、治療は順調に進んでいます」と手書きのメッセージで経過を報告した。世界各地のファンや関係者に向け、英訳した文章も掲載。今後も随時、闘病生活の様子や思いを発信する予定。URLはhttps://www.rikako-ikee.jp/
池江選手は「正直、心が折れそうな時もあります」と心境を吐露。一方で「たくさんの言葉に励まされ、最後まで頑張りたい、負けたくないという気持ちが込み上がってきます」と病に立ち向かう覚悟を記した。病室では塗り絵やパズル、映画観賞をしながら過ごしていることも明かし「一日でも早く良い報告ができるようにしたいと思います。引き続き温かく見守っていただけたらうれしいです」とした。
HPには、池江選手への応援メッセージを送信できるフォームも設置された。トップページには「応援ボタン」もあり、クリックすると世界各地の言葉で「ありがとう」と表示される仕組みになっている。
池江選手はこれまで、ツイッターを中心に発信。3月6日に闘病について「思ってたより、数十倍、数百倍、数千倍しんどいです」とツイート。同13日には、2020年東京五輪について「まだまだ諦めないぞ」と出場への思いをつづった。
〔共同〕