2019年9月15日(日)

米リフト、グーグル系の自動運転車を導入 まず10台配備

2019/5/8 8:53
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【シリコンバレー=白石武志】米ライドシェア2位のリフトは7日、米グーグル系のウェイモから自動運転車の供給を受けると発表した。2019年9月末までに米アリゾナ州フェニックス周辺で10台を配備する。運行規模は小規模で地域も限られるものの、一般の消費者がリフトのアプリを使ってウェイモの自動運転車を呼び出せるようになるという。

カリフォルニア州内の公道を走るウェイモの自動運転車

ウェイモは地球400周分を超える公道走行試験を実施するなど自動運転技術の開発をリードしており、18年12月にはフェニックス周辺で自動運転車を使った配車サービス「ウェイモ・ワン」を商用化している。ただ、同サービスを利用できるのは特定の地域住民に限られていた。

ウェイモが自動運転車を外部に供給するのはリフトが初めて。大規模なライドシェアサービス上で運行実績を重ねて利用者の声を集め、今後の車両開発などに役立てる狙いとみられる。リフトのジョン・ジマー社長は「世界トップクラスの自動運転技術と当社の先端技術を結びつける重要なステップになる」とコメントした。リフトは今後も自動運転技術の自社開発は続けるという。

リフトが同日発表した19年1~3月期決算は、最終損益が11億3800万ドル(約1250億円)の赤字(前年同期は2億3400万ドルの赤字)だった。3月下旬の新規株式公開(IPO)に合わせてサービスを担うドライバーの一部に株式による報酬支払いを実施した負担が大きく、業績を開示している17年1~3月期以降で最大の赤字となった。

売上高は前年同期比95%増の7億7600万ドルだった。期中のライドシェアアプリの利用者数は2050万人と、前年同期に比べ46%増えた。米最大手のウーバーテクノロジーズは19年1~3月期の売上高が前年同期比18~20%の増収になると見込んでおり、足元の成長力ではリフトが上回っている。

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