Tモバとの「合併承認に期待」 スプリントCEO

2019/5/8 7:25
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【ニューヨーク=清水石珠実】ソフトバンクグループ傘下で米携帯電話4位スプリントのミシェル・コンブ最高経営責任者(CEO)は7日、同3位TモバイルUSとの経営統合について「米当局が合併の有効性を理解し、承認することを期待している」と語った。最近、米メディアでは米司法省と米連邦通信委員会(FCC)が承認に難色を示しているとの報道が相次いでいる。

スプリントは市場予想を大幅に上回るペースで契約者が流出した(ニューヨークの店舗)

コンブ氏は7日の決算会見で、次世代通信規格「5G」の本格始動を前にスプリントとTモバイルが合併すれば、ベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tの「2強」に対抗できる勢力が生まれると主張。一方で、承認されなければ「スプリントは米携帯業界で競争力を発揮できない」との見方を示した。

スプリントが同日発表した2019年1~3月期決算は、最終損益が21億7400万ドル(約2400億円)の赤字(前年同期は6900万ドルの黒字)となった。赤字は2四半期連続。20億ドル分の資産減損を計上したことなどが響いた。売上高は前年同期比4%増の84億4100万ドルだった。

携帯電話事業の成長の指針となる契約件数(プリペイド除く)は18万9千件の純減となった。市場予想(約11万7千件程度の純減)を大幅に上回るペースで契約者が流出した。

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