グーグル、スマホPixel中価格帯発表 4万8600円から

2019/5/8 4:03
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【シリコンバレー=中西豊紀】米グーグルは7日、自社製スマートフォン(スマホ)「Pixel(ピクセル)」の中価格帯機種を発表した。日本での価格は4万8600円からで現行機種の約半額。17日から発売する。人工知能(AI)を駆使したカメラ機能は上位機種と同程度とする一方、他の機能を抑えた。高価格化が進むスマホだが、中価格帯でも競争が激しくなりそうだ。

開発者向けの年次イベントとして知られる「I/O(アイオー)」で発表した。現行機種の「ピクセル3」と、より大型画面の「ピクセル3XL」の廉価版との位置付けとなる。日本では8日から購入の予約を受け付ける。米国や英国、欧州主要国のほかインドやシンガポールでも発売する。

価格が4万8600円の「ピクセル3a」は画面サイズが5.6インチ。6万円の「ピクセル3aXL」は画面サイズが6インチとなっている。いずれも画面には有機ELを採用した。夜景でも鮮明に撮影できる機能や、背景をぼかす肖像写真向けの機能は現行モデルと同様に使うことが可能だ。

一方で前面のカメラ数を2つから1つに減らしたほか、演算処理用のクアルコム製チップもグレードを下げるなど一部性能を絞っている。会見したグーグルの幹部は「ハイエンド機種と同じ経験を誰もが買いやすい価格で提供したかった」と話した。

スマホ業界では米アップルが先導する形で価格が10万円を超える高額機種の開発を競ってきた。ただ、中国華為技術(ファーウェイ)などは中価格帯の機種でシェアを伸ばしており市場の多様化が進んでいる。機能を絞りつつ、AIなど独自の強みを打ち出すスマホの開発は今後各社で進みそうだ。

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