JR東、国交省に再発防止策を報告 相次ぐ輸送障害で

2019/5/7 18:30
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JR東日本が10連休中に上越新幹線の運転を一時見合わせるなど、利用客への影響が大きい時期に輸送障害を相次ぎ起こした問題で、石井啓一国土交通相は7日の閣議後の記者会見で、同社から繁忙期の監視体制を強化するなどの再発防止策の報告を受けたと明らかにした。

国交省によると、4月28日に変電所の制御装置の故障により、上越新幹線の一部路線で停電が発生し、東京―新潟間で約4時間にわたって運転を見合わせた。帰省客ら約4万3千人に影響があった。同社は再発防止策として、新幹線を専門とする電力技術者の育成や検査項目の追加、変電設備故障時の復旧マニュアルの拡充などを報告した。

同社を巡っては2018年末に東北新幹線で、19年2月の国公立大の2次試験当日に中央線で運転を見合わせるなど、利用客の多い時期に相次いで輸送障害が発生した。一連の問題を受け国交省が4月29日に原因究明や再発防止策の報告を指示していた。

石井国交相は「JR東日本の取り組みを全国の鉄道事業者にも展開し、再発防止を図る」と話した。

JR東日本は「18年末以降、輸送影響が大きい時期にお客様に迷惑をかけていることを真摯に受け止め、対策を着実に実施していく」とコメントした。

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