2019年6月18日(火)

東芝の2次電池、日産・三菱自が採用 新型軽自動車で

エレクトロニクス
自動車・機械
2019/5/7 13:26
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東芝は7日、同社のリチウムイオン2次電池「SCiB」が日産自動車三菱自動車の新型軽自動車に採用されたと発表した。減速時に電力をためる回生蓄電池システムに組み込まれている。東芝の電池には寿命の長さや急速充電性能の高さに特徴があり、自動車メーカーで採用が増えている。経営危機を脱するため多くの事業を売却した東芝は、電池を将来の収益源に育てる考えだ。

東芝の電池は寿命の長さなどに特徴がある

東芝の電池は日産自動車に初めて採用された

日産自動車の新型「デイズ」や三菱自動車の「eKワゴン」などに採用された。東芝の2次電池が日産自動車に採用されるのは今回が初めて。約6年ぶりに全面刷新された主力の軽自動車で、3月末に発売された。

減速する際の車輪の回転力を電力に変換して加速時などに再利用する回生システムの蓄電池として使われている。東芝の電池は、加減速が多く急速な充放電への耐久性が求められる自動車用に向くとされている。カルソニックカンセイの回生蓄電池システムを通じて電池を供給する。

東芝の電池はこれまでスズキや三菱自動車に採用された実績がある。電池事業は注力分野と位置付けており、2030年には売上高4000億円規模の事業に育てる考え。横浜市の拠点に新工場を建設することを決めたほか、自動車機器大手の米ジョンソンコントロールズと提携し欧米の自動車メーカーも開拓するなど強化策を打ち出している。

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