2019年6月27日(木)

NY株、終値は66ドル安 一時471ドル急落後下げ幅縮小

中国・台湾
北米
2019/5/7 5:10
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【ニューヨーク=高橋そら】6日午後の米株式市場でダウ工業株30種平均が反落し、前週末比66ドル(0.25%)安の2万6438ドルで終えた。5日にトランプ米大統領が突如、対中関税を10%から25%に引き上げるとツイッターに投稿。米中の貿易交渉が決裂するとの警戒感から朝方は一時471ドル(1.8%)安まで下げた。ただ、その後は中国側が交渉継続の姿勢を見せているとの報道が伝わり、ダウ平均は下げ渋った。

6日のNY株は引けにかけて下げ幅を縮めた(ニューヨーク証券取引所)=ロイター

株価急落の引き金はトランプ氏が5日正午すぎに投稿したツイートだった。現在10%の関税をかけている中国からの輸入品2000億ドル分の関税を10日に25%に引き上げると表明した。さらに関税を課していない3250億ドル分にも「速やかに25%の関税を課す」と主張。米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長はトランプ氏の発言について「大統領は警告を発している」と説明した。

市場関係者の間では事前に米中合意への楽観論が広がっていたことから、トランプ氏の発言に失望した売りが出た。特に中国の売上高比率が高いハイテク銘柄のアップルは一時3.9%安、スマートフォン向け半導体製造のクアルコムは3.5%安、建機の米キャタピラーは3.4%安まで下落する場面があった。

ただ、その後ダウ平均は下げ渋る展開となった。米東部時間6日午後3時ごろ(日本時間7日午前4時ごろ)、米CNBCが関係筋の話として「中国政府の代表団は今週、貿易協議のため訪米する計画だ」と報じた。トランプ米大統領による対中関税の引き上げ表明にもかかわらず中国側が交渉継続の姿勢を見せたことで、市場に米中合意への期待感が戻りつつある。

シカゴ市場で取引されているダウ平均の先物は、米東部時間の5日夕にすでに500ドル近く下落していた。米国市場に先行する海外相場も軒並み下落した。6日の上海総合指数は5.6%安、香港のハンセン指数も2.9%安で引けた。

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