日朝会談、首相「条件付けずに」 日米首脳が電話協議

2019/5/6 21:49 (2019/5/7 0:51更新)
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安倍晋三首相は6日夜、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け前提条件なしに日朝首脳会談を模索すると語った。「私自身が金正恩(キム・ジョンウン)委員長と条件をつけずに向き合わなければならない。あらゆるチャンスを逃さない決意でこの問題の解決にあたる」と述べた。トランプ米大統領と電話で約40分協議した後に首相公邸前で記者団に語った。

トランプ米大統領との電話協議を終え、記者の質問に答える安倍首相(6日、首相公邸)

トランプ米大統領との電話協議を終え、記者の質問に答える安倍首相(6日、首相公邸)

首相はこれまで日朝首脳会談について「行う以上は拉致問題の解決に資する会談にしなければならない」と話していた。

菅義偉官房長官は7日の閣議後の記者会見で、首相の発言に関し「次は自分自身が金氏と直接向き合うとの決意をより明確な形で示した」と説明した。「(2002年の)日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す考えに変わりはない」と語った。

首相とトランプ氏との6日夜の協議では、飛翔(ひしょう)体を発射した北朝鮮に連携して対応すると確認した。首相は協議後、記者団に「朝鮮半島の完全な非核化を目指し、全ての面で日米で完全に一致して対応していくことで認識を一つにした」と強調した。飛翔体が弾道ミサイルかどうかに関しては「日米の専門家同士で協力して分析していく」と話した。

両首脳は日米貿易交渉を巡っても意見を交わした。茂木敏充経済・財政相とライトハイザー通商代表部(USTR)代表との交渉を加速していくことでも折り合った。

トランプ氏は6日、首相との電話協議を終え「北朝鮮や貿易について話した。とても良い話し合いだった!」とツイッターに書き込んだ。

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