2019年6月20日(木)

ハマス、イスラエルとの停戦合意を発表 ガザ衝突
戦闘収束、予断許さず

中東・アフリカ
2019/5/6 17:22
保存
共有
印刷
その他

【カイロ=飛田雅則】ロイター通信はパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが6日、イスラエルと停戦で合意したと報じた。4日以降、ガザからのロケット弾が発射される一方、イスラエル軍が空爆を続けるなど応酬が続いてきた。イスラエルの有力紙によると、これまでパレスチナ人23人、イスラエル人4人が死亡した。イスラエルは停戦について発言していない。戦闘が収まるかは予断を許さない状況だ。

パレスチナ自治区ガザからイスラエルに発射されたロケット弾で破壊された自動車(5日、イスラエル南部)=AP

パレスチナ自治区ガザからイスラエルに発射されたロケット弾で破壊された自動車(5日、イスラエル南部)=AP

ハマス幹部は所有するテレビで6日朝「停戦は合意に達した」と語った。エジプトの仲介でイスラエルとハマスの停戦協議が進められてきた。イスラエルは停戦を発表していないが、同軍は同国南部の住民に警戒態勢の解除を宣言し、教育省は学校を通常通り再開すると公表した。

今回の攻撃の応酬は、ガザのイスラエル境界付近で発生した3日の抗議デモで、デモ隊の一部がイスラエル軍に発砲し兵士2人が負傷したことがきっかけだ。同軍はハマス関連施設を攻撃、パレスチナ人4人が死亡した。これに対してパレスチナ側は反撃として、4~5日にイスラエルに600発以上のロケット弾を発射した。

昨年7月、11月にもガザでの衝突後、ハマスがイスラエルと停戦合意したと宣言したが、今回の衝突が発生している。長期的に戦闘が収束する保障はない。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報