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中国、預金準備率下げ 中小企業の資金繰り改善

農村の1000行対象、4.6兆円放出

【北京=原田逸策】中国人民銀行(中央銀行)は6日、農村で営業する中小銀行を対象に、市中銀行から強制的に預かるお金の比率を示す預金準備率を下げると発表した。15日から実施する。約1千行が対象で、約2800億元(約4兆6千億円)の資金を融資などに回せるようになる。中小零細企業の資金繰りを改善するねらいだ。

中国で預金準備率は銀行の規模によって異なり、農村商業銀行の11.5%を8%に下げる。農村商業銀は農村部の共同組織金融機関が改組してできた銀行で、中小零細企業向けの融資も多い。今回は総資産100億元以下の小規模な農村商業銀が対象だ。

国務院(政府)は4月の常務会議で「中小銀行に低い預金準備率を適用する政策の枠組みを急いでつくる」と決めた。今回の措置はこの決定を受けたものだ。

中小零細企業の資金繰りは昨年、急速に悪化して社会問題になった。李克強(リー・クォーチャン)首相は中国銀行など大手国有銀行に中小企業向けの融資残高を前年比3割増やすことを求めている。今回の措置で中小銀行の中小企業向け貸し出しを後押しする。

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