2019年5月21日(火)

令和の日常へUターン 10連休終盤、混雑ピークに

「令和」新時代
社会
2019/5/6 2:00
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皇位継承に伴う10連休のゴールデンウイーク(GW)も終盤に入った5日、観光や帰省で国内外に出かけた人たちのUターンラッシュがピークを迎えた。各地の高速道路で渋滞が発生し、空港や駅は家族連れなどであふれた。混雑は6日も続く見込みだ。

大型連休を海外で過ごした人たちで混み合う成田空港の到着ロビー(5日)

大型連休を海外で過ごした人たちで混み合う成田空港の到着ロビー(5日)

成田国際空港会社によると、成田空港の5日の入国者数は推計6万1800人。同時期の1日あたりでは過去最高だった。

大型ザックを背負い、スーツケースを転がしていた千葉県松戸市の会社員の男性(44)は妻、娘とベトナムで9日間過ごした。「10連休を有効に使いたい」と2カ月前から計画し、「平成から令和となる特別な時間を家族で過ごせてよかった」と満足そうだった。

JR東海などによると、5日の東海道新幹線は終日、上りの指定席がほぼ満席に。東海道・山陽新幹線の博多発東京行きのぞみ32号は午後、岡山駅を出る時点で自由席の乗車率が140%に達した。JR東日本でも一部の新幹線の上りの指定席がほぼ満席となった。

高速道路も各地の上り線で長い渋滞が発生した。

JTBの推計では、GWの旅行者数は国内、海外ともに過去最高となり合計で2467万人。海外の渡航先は韓国と中国でそれぞれ約10万人、欧州も前年に比べて13%程度増えて約6万人とみる。国内では皇室ゆかりの伊勢神宮を訪れるツアーや、4日の皇居での一般参賀を組み込んだツアーなどが人気だった。

全日本空輸によると、4月26日~5月4日の9日間で国内線と国際線を合わせたANA便の搭乗者数は約156万人に達した。5、6日を加えると「少なくとも過去10年間で最高になる可能性は高い」(同社)という。

JRグループ6社では、GW期間中の新幹線や特急列車の指定席の予約が6割増えた。JR東海では期間中の東海道新幹線「のぞみ」を94本分追加した。

レジャー施設では、サンリオピューロランド(東京都多摩市)の入場者数が4日までの8日間で前年同期比63%増と大きく伸びた。よみうりランド(東京都稲城市)では1、2日、名前の漢字に「令」か「和」が含まれる人の入園料を無料にするイベントを実施。約300人が来場した。4日まで8日間の全体の来場者数は6万9千人で前年同期より4割伸びた。

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