追悼の800匹、空を舞う 宮城の被災地にこいのぼり

2019/5/5 21:36
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こどもの日の5日、東日本大震災の被災地・宮城県東松島市では、全国から寄せられた約800匹の青いこいのぼりが一斉に掲げられた。犠牲になった子どもらを追悼する「青い鯉のぼりプロジェクト」の一環。

 青空の中を泳ぐ約800匹の青いこいのぼりの下で遊ぶ親子(5日午後、宮城県東松島市)=共同

津波で弟ら家族4人を失った市職員伊藤健人さん(26)が自宅跡地のがれきの中から、弟律ちゃん(当時5)が好きだった青いこいのぼりを見つけ掲げたのが始まり。伊藤さんは「青いこいのぼりがはためく美しい景色を希望としてつなげるだけでなく、震災の記憶も忘れずに伝えていきたい」と思いを込める。

被災住民が集団移転したあおい地区では、伊藤さんら約60人が青空を泳ぐこいのぼりの下で復興を願い和太鼓を演奏、力強い音色を響かせた。

西日本豪雨の被災地、岡山県から参加した小学校教諭大森功資さん(41)は「共に手を取り頑張ろうという気持ちだ」と話した。〔共同〕

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