2019年6月20日(木)

サッカー

J1湘南、白熱のドロー 名古屋の多彩な攻撃耐え抜く

2019/5/4 21:55
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試合開始前、バックスタンドの後方に何本も稲光が走った。どこかで中断が入るのでは……。そんな心配をいつしか忘れていた。湘南と名古屋、両チームの選手が織り成す攻防にどんどん引き込まれたからだ。

【首位FC東京は引き分け J1、大分が3位浮上 】

先制のPKを決め、駆けだす湘南・山崎(4日、BMWスタジアム)=共同

先制のPKを決め、駆けだす湘南・山崎(4日、BMWスタジアム)=共同

前半、PKで先制された名古屋は思い切った交代策に出た。56分に「流れの中に入れてなかった」(風間監督)というFWジョーをMFガブリエルシャビエルに代えた。ゴール前の迫力は薄れた半面、これでラストパスの球種、崩しの形がどんどん多彩になった。

65分の同点弾もシャビエルがFKでジョアンシミッチの頭を狙い撃ちしたもの。ここから名古屋の攻撃はさらに過熱し、77分赤崎、83分長谷川のシュートがポストをたたいた。「仕留めきれなかったところに課題は残るけれど、試合の中で立て直す力がついている」と風間監督。真綿で首を締めるような攻めには強者の風格さえ漂った。

収穫を誇ったのは湘南陣営も同じ。粘度の高い守りで名古屋の攻撃を食い止めつつ、鋭いカウンターを再三再四繰り出した。先制PKのFW山崎は「同点にされた後もチャンスを多くつくれた。あそこで決められていたら」と悔しがる。

湘南の曺監督は「いかに相手を自分たちの土俵の中に持ち込めるかが問われた試合。そこで上積みができている実感がある」と語る。

クラブの成り立ちから経営規模、戦力、その他もろもろ違いのある両クラブだが、試合の興趣を一番盛り上げたのは両監督の思想のぶつかり合いだったろうか。「今度アウェーで戦った時、お互いがどうなっているか楽しみ」。曺監督の言葉が素直に腹に落ちた。

(武智幸徳)

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