2019年6月18日(火)

タイ、国王の戴冠式始まる 市民は黄色い服で祝福

東南アジア
2019/5/4 15:00
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王冠をかぶり玉座につくワチラロンコン国王(中)(4日、バンコク)=タイ政府配信の映像から

王冠をかぶり玉座につくワチラロンコン国王(中)(4日、バンコク)=タイ政府配信の映像から

【バンコク=岸本まりみ】タイのワチラロンコン国王(66)の戴冠式が4日、始まった。戴冠式の実施は69年ぶり。6日まで3日間にわたって儀式や祝賀パレードなどが続く。王宮周辺には月曜日生まれのワチラロンコン国王のシンボルカラーである黄色の服を着た人たちが集まり、新たな門出を祝った。

ワチラロンコン国王は2016年のプミポン前国王の死去を受けて即位したが、国民感情に配慮して戴冠式は遅らせていた。式典には王族や政府高官らが参列し、日本からは在タイ日本国大使館の佐渡島志郎大使が出席した。

タイのワチラロンコン国王の戴冠式を祝い、王宮前で肖像画を掲げる人たち(4日午前、バンコク)=三村幸作撮影

タイのワチラロンコン国王の戴冠式を祝い、王宮前で肖像画を掲げる人たち(4日午前、バンコク)=三村幸作撮影

ワチラロンコン国王は4日現地時間正午すぎ(日本時間午後2時)ごろ、「すべての国民の幸福と恩恵のために正義をもって統治する」と戴冠の言葉を述べた。

タイ政府広報局によると、王宮周辺には3日間で約15万人が集う見通し。朝8時から炎天下の王宮前広場で戴冠式を待っていたプラコーン・ジャーンプイさん(82)は「まだ幼かった国王陛下が母親に連れられて寺院を行儀良く参拝していたのを覚えている。今日はお姿を一目見たいと思ってやってきた」「プミポン前国王のご子息として、道を引き継いでくれると信じている」などと祝福した。

ワチラロンコン国王はタイ国民から絶大な敬愛を集めたプミポン前国王の長男。一部の欧米メディアはその人柄や行動について「予測不能」と伝える。戴冠式を控えた1日には元客室乗務員のスティダー陸軍大将と結婚し、王妃の位を与えると発表した。ワチラロンコン国王はこれまで結婚と離婚を繰り返しており、結婚はこれで4度目とされる。

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