2019年6月26日(水)

インターステラ、ロケット発射再び延期 4日以降に

スタートアップ
北海道・東北
2019/5/3 7:12
保存
共有
印刷
その他

ロケット開発スタートアップのインターステラテクノロジズ(北海道大樹町)は3日、同日昼ごろに打ち上げを予定していた観測ロケット「MOMO(モモ)」3号機の発射を4日以降に延期すると発表した。風速5メートルを超える強風が見込まれ、打ち上げの条件を満たさないと判断した。

【関連記事】3度目の正直なるか、民間ロケットに託す夢

インターステラの小型ロケット「MOMO」3号機(4月30日、北海道大樹町)

インターステラの小型ロケット「MOMO」3号機(4月30日、北海道大樹町)

モモ3号機は午前11時15分~午後0時半の間に、大樹町の施設から打ち上げる予定だった。同社は2日も、上空と発射地点の風が強いため打ち上げを見送っていた。2日と同程度の強風が予想されるとして、打ち上げ8時間前の判断で見送りを決めた。燃料の充填など当日の打ち上げ準備には入らなかった。

残された打ち上げ日程は4日と5日となった。このなかで天候などを分析し、打ち上げの機会を探る。5日までに打ち上げの条件が整わない場合、日程を再検討することになるという。

モモ3号機は成功すれば、国内企業が単独で開発したロケットとして初めて高度100キロメートルの宇宙空間に到達する事例になる。打ち上げから4分後に高度100キロメートルに達し、7分後に約50キロメートル離れた太平洋上に落下する計画だ。

当初は4月30日に発射を予定したが、液体酸素を充填する作業中、姿勢制御装置の配管のバルブ(栓)に異物が混入したのを確認し、部品を交換するために打ち上げを2日以降に延期した。2日以降、機体に不具合は見られていない。

当初は4月30日の打ち上げを予定していたが、5月2日以降も延期が続いている(30日、インターステラの稲川貴大社長(中)、堀江貴文氏(左)ら。北海道大樹町)

当初は4月30日の打ち上げを予定していたが、5月2日以降も延期が続いている(30日、インターステラの稲川貴大社長(中)、堀江貴文氏(左)ら。北海道大樹町)

【関連記事】
インターステラのロケット、JAXA・丸紅など支援
ホリエモンロケット、再起動の舞台裏(ネット興亡記)

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報