幼少期から深めた自覚(令和の天皇と皇后)
歴代の姿も探求 新たな象徴へ重責担う

2019/5/3 2:00
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日本経済新聞 電子版
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2017年10月、京都市の醍醐寺に天皇陛下の姿があった。陛下は後奈良天皇(在位1526~57年)が書いた般若心経の奥書をじっと眺め、静かに読み上げられた。

「朕(ちん)、民の父母として、徳は覆すこと能(あた)わず。甚だ自ら痛む……」

国が荒廃した戦国時代。民衆はまん延する疫病に苦しんだ。朝廷も窮乏していたが、後奈良天皇は「民の父母として徳を行き渡らせることができない」と心を痛め、写経を続けた。そ…

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