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世界の金需要7%増 1~3月、中銀の買いがけん引

環境エネ・素材
2019/5/2 13:00
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金の国際調査機関、ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が2日発表した2019年1~3月期の世界の金需要は1053.3トンだった。国際価格の上昇で地金やコイン、宝飾品の需要が振るわなかったものの中央銀行による購入が増え、前年同期を69.1トン(7%)上回った。

中央銀行の買いで金の需要は伸びた

同期間の金需要をけん引したのは各国中銀の金買いだ。購入量から売却量を差し引いたネットでの購入は145.5トンと前年同期に比べ58.8トン(68%)増えた。18年(通年)の購入量は651.5トンと1971年の金・ドル兌換(だかん)制度が廃止されて以来、最大規模を記録しており、19年に入っても積極的な金シフトが続いている。

最も購入量が多かったのはロシアで、新たに55.3トン購入し中国やインドなどの常連国も引き続き購入に動いた。そのほかエクアドル(10.6トン増)やカタール(9.4トン増)、コロンビア(6.1トン増)など主な購入国は9カ国に上った。

一方、小売価格の上昇で個人の消費は振るわなかった。地金やコイン、宝飾品などの消費者需要は788.1トンと前年同期と同水準にとどまった。金の国際価格は18年末から世界経済の減速懸念や米連邦準備理事会(FRB)による利上げの見送りを背景に上昇。ニューヨーク先物は1月下旬には節目となる1300ドルの大台を突破した。

婚礼に適した吉日が多かったインドで宝飾品需要が回復したものの、最大消費国の中国の減少が響いた。

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